ファーストフードのハンバーガーにもゴーヤー

最近巷で人気となっている野菜といえば、沖縄のゴーヤーもその有力候補となるだろう。ゴーヤーは「苦瓜」とも漢字で書くウリ科の植物で、正式名称はツルレイシ。独特の苦味があるのが特徴で、沖縄料理には欠かすことのできない存在だ。沖縄では家庭料理はもちろん小学校の給食にもゴーヤーが使われている。だが沖縄の人のゴーヤー好きはそれだけにとどまらない。テイクアウトの弁当には「ゴーヤー弁当」があり、なんと売上ナンバーワンを記録している。さらにファーストフードのハンバーガーにはゴーヤーの入ったタマゴ焼きをはさんだ「ゴーヤーバーガー」があり、これまた大人気となっている。沖縄ではなぜこれほどゴーヤーに人気があるのかというと、ただ子供の頃から食べ親しんできた野菜ということだけではないようだ。ゴーヤーの栄養成分をみるとその理由が納得できる。苦味成分のモモルデシンは食欲を増進し、大量に含まれているビタミンCやカロテンが疲労回復に効果を発揮するのである。ちなみに、普通ビタミンCは加熱すると減ってしまうがゴーヤーの場合、炒めてもほとんど変わらないという。夏バテ防止のスタミナ料理にはゴーヤーがよく使われており、沖縄の元気の秘密はここに隠されていたのである。沖縄旅行のときに是非味わいたい一品である。

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日本海側の温泉

新潟県の城下町、村上の瀬波温泉は、日本海に面した砂浜近くに湧く温泉である。長く栄えた村上藩の時代、また明治4年に新潟県に編入されるまでの村上県を名乗ったいっときもあり、地元の人の土地への誇りは強い。伝統工芸の村上堆朱、鮭の博物館まであるほどの歴史ある鮭漁と鮭の塩引きへのこだわりなど、この土地の人は地元を語るとき、珍しく雄弁になる。気概ある土地柄に、温泉が湧出しだのは明治37年のことだ。石油の試掘のボーリングで、思わぬものが出てきたわけだ。いま源泉は高台にあり、そのためか建物の上の階に展望浴場を設ける宿が目立つという。『ホテルすすきヶ池』は、海を見下ろす形の高台にある。周りは松林。海を眺めれば、遠く佐渡加島、粟島を望むこともできる。『ホテルすすきヶ池』海岸沿いの宿より、よほど眺望がいい。7階にある展望大浴場からの景色など、雄大でつい長湯してしまうほどである。坂を降りれば瀬波温泉海水浴場にも近い。反対側に海岸通りを行けば、今度は岩船の海水浴場を通り過ぎ、日本海屈指の漁港、岩船港にいたる。瀬波温泉の食の魅力を語るには欠かそない存在である。ホテルには2種類の専用露天風呂付き客室がある。一つは広縁風のバルコニーに、松林に向かって湯舟がある和室。もう一つは特別客室と呼ばれているもので、越後の豪農の館風に作られた離れで、部屋もそうだが、こちらの専用露天風呂は実に大きい。大家族の旅行でも大丈夫である。料理は海の幸に期待して裏切られることはない。鮭の郷土料理をぜひ御賞味あれ。また同じ日本海側の温泉で有名なところといえば「夕日ヶ浦温泉」が挙げられる。夕日ヶ浦温泉はその名の通り夕陽が非常にキレイに見れる場所でも有名である。一度こちらにも訪れてみてはどうだろうか。
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